縄文の暮らしに出会う東北の旅 青森「三内丸山遺跡」で日本の文化を学ぶ

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日本の古代文化に触れる旅をしてみませんか?青森県「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」は、今から約5千年前、狩りや採集を中心に暮らしていた“縄文人”の生活を体験できる人気スポット。青森空港から車で約30分、最寄り駅からはシャトルバスも運行していてアクセスも便利です。世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中核をなす構成資産であり、広大な敷地には当時の村がリアルに再現されています。ミュージアムでは土偶やヒスイなどの出土品を見たり、館内での縄文クラフトを体験したり、レストランでは古代の食材を現代風にアレンジしたメニューも味わえます。古代と現代が交わる三内丸山遺跡で、日本文化の原点を感じてみませんか?

Contents

AR体験を楽しみながら、縄文のムラを歩く

縄文時代(約5千年前)をテーマにした「縄文のムラ」では、まるで当時にタイムスリップしたような気分が味わえます。縄文時代の住居が当時の姿で復元され、自然の風が吹き抜ける集落を歩くと、縄文人の生活がリアルに感じられます。タブレット端末を使った「ITガイド」では、縄文時代の様子をARで体験できるほか、発掘調査の解説もチェック可能。6か国語対応なので、海外からの旅行者でも楽しめます。縄文のムラを歩きながら古代の世界を覗いてみましょう。

貴重な出土品と縄文アートが学べるミュージアム

三内丸山遺跡の魅力を深く知りたいなら「さんまるミュージアム」へ。国の重要文化財である土偶やヒスイのアクセサリー、縄文ポシェットなど、ここでしか見られない出土品が数多く展示。映像展示や解説パネルで、縄文人の暮らしや信仰、芸術センスを楽しく学ぶことができます。古代人の“クリエイティブな感性”にきっと驚かされるはず。

手作り体験で感じる縄文文化

日本東北の旅の思い出に、縄文時代のクラフトに挑戦してみましょう!ワークショップでは、カラフルな糸で作る「組みひも」や、かわいい「ミニ土偶づくり」が体験できます。所要時間は30~50分ほど。ボランティアスタッフが、わかりやすくサポートしてくれます。完成した作品は、世界にひとつだけの“縄文みやげ”として持ち帰ることができますよ。

縄文グルメを味わう 古代の恵みを現代の味で

見学のあとは、施設内のレストランで、縄文人が食べていたとされる地元の食材を使ったメニューを味わえます。なかでも人気なのは、縄文時代にも食べられていた栗をモチーフにした「栗のソフトクリーム」。そのほか、山菜や青森産ホタテを使った料理もあり、東北の自然の恵みを感じるやさしい味わいが楽しめます。

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Address 青森県青森市大字三内字丸山305
Website https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

Manners to Follow

  •  展示室での飲食禁止
  • ドローンは使わないで
  • 周りに注意して撮影しよう
  • 順番待ちは列をつくろう

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